犬が飼い主を舐める理由とは?

コラム
場所によって違う?犬が飼い主を舐める理由
犬を飼ったことのある人は、ほとんどの人が犬に舐められた経験があるのではないでしょうか。舐めるという行為は、犬にとってコミュニケーションの一つです。そのため、舐める場所によって意味が異なります。しかし、その時の状況や、個体差によって、全ての犬が同じ行動をするとは限りませんので、その仔の気持ちを汲み取ることが大切です。
犬が舐める行為にどんな意味が込められているのか、いくつかの例をご紹介します。
目次
- 犬が口を舐める場合
- 犬が手を舐めてくる場合
- 犬が足を舐める場合
犬が口を舐める場合
犬が口を舐めるのは、主に二つの意味があります。
敬意の表れ
犬の先祖である狼は、群れのリーダーの口元を舐めることで敬意や好意を表す習性がありました。犬が飼い主の口を舐めるのもこの習性の名残だと言われています。
餌をねだっている
子犬は母犬が噛み砕いた餌を口移しで与えてもらいます。そのため、母犬の口を舐めて空腹を訴えるのです。大きくなってからもその仕草が残っていて、おやつや餌を催促している仕草とも考えられます。
犬が手を舐めてくる場合
犬が手を舐める場合、相手が飼い主なら以下のような意味があります。
遊んで欲しい
犬にとって飼い主さんの手は、遊んでくれたり撫でてくれたりする愛着のある部位です。その手を舐めることで、遊びや撫でることを催促しています。
安心感を得ている
犬にとって飼い主さんの手は安心できる部位でもあります。そんな手を舐めることで、安心感を得ているとも考えられます。
犬が足を舐める場合
犬が足を舐める場合は、手と同様に遊んで欲しいという催促である場合と、足の臭いにひかれて舐めている場合があります。嗅覚が優れている犬は、汗や皮脂の臭いを好む傾向にあり、その独特の臭いを好んで舐めているのです。
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