犬が夜鳴きをする原因と対処法について

犬が夜鳴きをする理由
夜中に急に鳴きをはじめると、どうしたらいいかわからなくなってしまう方も多いでしょう。犬の夜鳴きは、年齢や状況によって考えられる原因が異なります。愛犬の状況に照らし合わせて解決策を考えましょう。新しい家族として犬を迎え入れると、生活に大きな変化が起こります。そんな時もきちんと対処できるよう、犬を迎える際に気をつけたいポイントをご紹介します。
目次
- 子犬が夜鳴きをする原因と対処法
- 成犬の夜鳴き
- シニア犬の夜鳴き
子犬が夜鳴きをする原因と対処法
寂しさ
新しい家に来たばかりの子犬は、不安や寂しさから夜鳴きをすることがあります。通常、子犬は母犬や兄弟同士でくっついて温もりを感じながら眠るため、少しでも寂しさを和らげてあげるためにも、寝床にクッションやぬいぐるみ、タオルなどを入れてあげましょう。ブリーダーから迎え入れる際は、母犬や兄弟の匂いのついているタオルなどを用意してもらえるよう事前に相談してみることをオススメします。
試し鳴き
鳴き声が徐々に大きく強くなる場合は、どこまで鳴けば構ってもらえるのか、飼い主さんを試していることがあります。この時に構ってしまうと「鳴けば構ってくれる」ということを覚えてしまうため、心が痛むかもしれませんが、声を掛けたり様子を見に行かないようにしましょう。また、飼い主の気配を感じると試し鳴きをしがちなので、ケージやサークルを布で覆ってあげると落ち着くことがあります。夏場は暑くならないよう注意してあげましょう。
運動不足
子犬の時期は睡眠時間が長く、よく眠る子が多いですが、新しい家に迎えられると睡眠のサイクルが乱れてしまうこともあります。その場合は、日中にしっかりと遊ばせてエネルキーを発散させましょう。
成犬の夜鳴き
基本的な対応は子犬と同じですが、注意したいのは運動不足が原因だった場合です。犬種によっては成犬になるとかなりの運動量を必要とする犬種もいますので、愛犬が必要とする運動量を把握して、きちんとそれを満たしてあげるようにしましょう。
シニア犬の夜鳴き
シニアになってからの夜鳴きは、老化や認知症などの可能性があります。視力や聴力が衰えはじめると不安になるため、飼い主さんの気配がわかる場所にハウスを移して、こまめに声を掛けてあげましょう。また、認知症になると体内時計が狂いやすくなってしまうため、日中にお散歩をしたり、日光浴をすることで夜鳴きが軽減することがあります。
いかがでしたか。犬の夜鳴きは、ご近所迷惑など、飼い主さんが大きなストレスを抱えてしまう原因になりかねません。もしなかなか解決できない時は「こんな筈ではなかった」と思い悩む前に、是非ご相談ください。
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